「プライベートでは一切勉強したくない」について率直に思うこと

「エンジニアは業務時間外でも勉強するべきなのか」について個人的意見

最近炎上した「プライベートでは一切勉強したくない」という記事

最近、はてなやtwitter界隈で「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のことという記事が炎上したようですね。

内容をまとめてみるとこんな感じです。

残業ゼロを謳うシステム開発会社「アクシア」
基本的に社員がプライベートで勉強しようが遊ぼうが、干渉はせず。個人の自由というスタンス。
会社としてどうしても習得してもらわないと困るスキルがある場合には、業務時間を使って研修を行う、とのこと。

そんな会社に入社したAという人がいた。
Aさん曰く「プライベートで勉強することは貴重な人生の時間の無駄遣いであり、絶対に勉強はしたくはない」とのこと。
しかし勉強しなくなった結果、Aさんは周りのエンジニア達との成長スピードの差に悩むようになり、ついには後輩にまで抜かれてしまった。

プライベートで勉強するもしないも本人の自由だが、Aさんのようにプライベートで勉強したくないという人は、エンジニアには向いていない。
普通に考えて勉強しない人は勉強している人に勝てるわけがありません。
勉強しなくても良いけど、その自分の選択の結果には責任を持ちましょう
…というだけのシンプルな話なのですが、これをどうしても受け入れたくない人も一定数存在するようです。

引用元:「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のこと-残業ゼロのIT企業AXIA社長ブログ

みなさんは、この記事を読んでどう思いましたでしょうか。

正直、私もこの社長の言い分には同意できます。
厳しいかもしれませんが会社は慈善事業をしているわけではないので、スキルが必要な時は勉強会を設ける以外は何もできません。
競争社会で生きているので自分のスキル不足は、自分でなんとかするしかない。というのはある程度は仕方のないことだと思います。

 

ただ今回の炎上について、様々な賛否両論の意見があり、私としても考えさせられたので、筆をとった次第です。
よろしければ、ぜひ本記事にお付き合いください。

「プライベートでは一切勉強したくない」について思うところ

仕事とプライベート

まず大前提として、企業がエンジニアに対してプライベートに勉強させるのは論外です。
これは「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のことでも触れられている通りです。

会社とエンジニアは、あくまで雇用関係の上で成り立っているので、エンジニアにプライベートでも勉強して欲しいのであれば、会社側はその分の対価を支払う必要があります。
エンジニアの自助努力に甘えるのはお門違い。

エンジニアにスキルを獲得してほしいのなら、勉強する時間を作ったり、勉強会に参加させたり、仕事をふったり、メンターをつけたり…と会社として努力すべきです。当然ですね。

この点に関しては、記事と同意見です。

競争社会とエンジニア

…とはいえ、です。
日本は資本主義で競争社会です。
利益を上げるためには他社(者)に勝たなければなりません。
そして、勝つためには人よりも勉強・練習をしなければなりません。

正直なところ、現代はわざわざプライベートで勉強してスキルを高めなくとも生きていくことは可能だと思います。
選り好みしなければ、それなりに仕事はあります。特に現在は人手不足ですし…。

しかし、勉強しない人は勉強する人に比べて昇給も昇格も望めないでしょう。
こればっかりは競争社会なので仕方のない話です。

プライベートで研鑽を積む・積まないってのは個人の自由。
ただ、その結果訪れるであろう未来にはしっかりと責任を持ちましょうってことですね。

 

誤解なきよう言っておきますが、私も「プライベートで勉強しない」という選択が悪いとは思いません。
どんな人生を送ろうが、その人の自由であって外野がとやかく言うことではないと考えています。

Aさんが可哀想なんですが…

…とはいえ、です!

最初に「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のことを読んだ時に、同意はできたのですが、同時に妙な違和感も覚えました。

違和感の正体を掴めないまま、悶々と過ごしていたのですが、下記の二記事を読んで腑に落ちたところです。

> 労働者は業務時間外も仕事のために勉強すべきか?

なんというか、特に間違ったことは言ってないのですが、ブログの行間に社長のイラ立ち的なものが潜んでいるためか、ちょっと対抗的な気持ちで読み始めた方々にはムカっとした気持ちが起きそうな趣のある文章であり、そのためかハテブコメント1400超えという燃え方をしたのだろうと推測されます。

引用元:労働者は業務時間外も仕事のために勉強すべきか?

 

> “プライベートでは一切仕事したくない”人間で回す環境の職種の話

「自社に必要な維持管理を怠って、社員のプライベートな時間での維持管理を(暗黙に)強要してる」企業ってまだまだ多いよねって話なんだよ、例のブログの件。

最初だけは研修するけど、あとの業務上必要な知識の維持管理は自分でやれよって話なのよアレ。

引用元:"プライベートでは一切仕事したくない"人間で回す環境の職種の話

暗黙に」がポイントですね。
私が覚えた違和感の正体は「最初の研修はキチンとやった」「プライベートには一切干渉しない」という予防線を張った上で「でもね、勉強しないとついていけないよ。(当然、休日も勉強するよね。)」という論理が展開されている点です。

また、労働者は業務時間外も仕事のために勉強すべきか?でも触れられている通りで、わざわざ「Aさんという勉強しないエンジニアがいたんたぜ。(笑えるよな!)」とブログで言っちゃっているあたりにハラスメントさが感じられます。

私の邪推かもしれませんが、行間を読むとそう捉えることができます。

IT業界では珍しい残業ゼロを強みにしている会社だけに、ブログから「エンジニアなら休日に勉強するよね。」という無言の圧力が見えて、やっぱりと言いますか…とても悲しい気持ちになりました。

個人的に気になるは、Aさんの今後です。
最終的にどうなったのかは、記事内で触れられていないのでとても気になります。

しかし、Aさんの言動は過去形で語られていますし、おそらく辞めたのでしょう。
匿名とは言え、会社のブログでこのように晒されてしまったら、居心地悪いでしょうね。

まぁ、IT業界なんてそんなもんですよ(笑)。

Aさんはどうすれば良かったのか

うーん…。

転職ですかねぇ…。
詳細な情報が分からないのでなんとも言えないのですが。

弊社がプライベートでは一切勉強させない3つの理由の記事のような会社もあるようですから、自分に合う会社へ転職するのが最短で最善の選択ではないでしょか。

まとめ

この記事のまとめ
・エンジニアはプライベートに勉強するべき?
 ・会社がプライベートに勉強を強いるのはアウト。
 ・勉強してもしなくてもOK。仕事や勉強が人生ではない。
 ・ただ勉強しない人は勉強する人よりも待遇悪くなるかも…。競争社会なので仕方ない。

私個人の意見としては、勉強したい人はすれば良いし、勉強したくなければしなくて良いと思います。
個人の自由です。会社や外野の人間がとやかく言うことではないです。

 

なんだか、いや〜な空気の記事になってしまって、申し訳ありません…。
今度の記事はできる限り、楽しいモノにしたいと思います!

では、また!