その「逃げてもいいよ」は戦略的撤退ですか?

その「逃げてもいいよ」は戦略的撤退ですか?

マジで「逃げてもいい」の?

「逃げてもいい」に感じる違和感

最近、ネット界隈で「本当に辛かったら逃げてもいいんだよ」的な風潮がありますよね。

現代ではインターネットが発達して、いろんな人がいろんな情報が発信できるようになり、今まで以上に業界・企業の裏側を知れるようになりました。
特にブラックな企業・労働環境はネット上で話題になると半ばリンチのように晒し上げられ、様々な意見が投稿されます。
その意見の中に「そんなブラックな職場からはさっさと逃げていいよ」をいったモノがよくあります。
もちろん本当にブラックな企業であれば、企業は断罪されてしかるべきですし、そんな職場からはさっさと逃げるべきです。

しかしながら、この「本当に辛かったら逃げてもいいんだよ」って言葉が独り歩きして、なんでもかんでもに「辛いことがあったら逃げてもいいのよ」という用法で使われてる印象があります。

今回は「本当に辛かったら逃げてもいいんだよ」という言葉について思うところがあるので、ちょっと語ってみたいと思います。

「逃げる」と戦略的撤退

考えなしに逃げてしまうのはアウト

世の中のサラリーマンのほとんどは「仕事が辛い」「仕事を辞めたい」と思っていることでしょう。
Googleの検索窓に「仕事」とうつと、サジェストで「辛い」とか「辞めたい」とか真っ先に出てきますからね。

ただ実際問題、「辛いから」という理由で、仕事から逃げる…もとい辞める人はそう多くはありません。
やはり自分の生活がありますし、収入の問題もあります。辞めたくても辞められないのが現実でしょう。

逆に言うと「仕事が本当に辛かったら逃げても良いのだよ。」という言葉を真に受けて、なーーにも考えずに逃げ出したら、ただのアホでです。(言い方はひどいですが。)
なんでもかんでも「辛いから」「嫌だから」で逃げていたら、結局、逃げた先からもまた逃げて…のエンドレスに陥ってしまいます。いわゆる転職癖というヤツですね。

戦略的撤退ならOK

要はただ「逃げる」のではなく「戦略的撤退」をしましょうという話です。

逃げ出したいと思ったときこそ、冷静になるべきです。
例えば、仕事から逃げ出したい・辞めたいと思った時は、仕事を辞めた後の生活をどうするのか?とか、貯金は? 転職活動はどうするの? とか、いろいろと考えなければならないですよね。

熟慮の末に、現在の仕事は辞めたほうがメリットがあるな、と結論を出せたのであれば、さっさと辞めたほうが良いでしょう。
これは仕事から「逃げる」ことではなく「戦略的撤退」です。

命に危険が及ぶ時は例外

深夜まで及ぶ残業だったり…
超ストレス環境だったり…と
いわゆるブラック企業に務めている人。
「あ。これ、やばいわ。これ以上ここにいたら、間違いなく死ぬわ。」と思ってしまった人。

そういう人は四の五の言わず、さっさと逃げましょう。命あっての物種ですので。
「逃げる」とか「戦略的撤退」とか言っている場合ではないです。

まとめ

この記事のまとめ
・逃げてもいいよ。戦略的撤退ならね。
・命に関わる劣悪環境なら、四の五の言わず、さっさと逃げましょう。

私が社会人ですので、仕事中心の話になりましたが、これは様々な分野に当てはまることだと思います。
「本当に辛かったら逃げてもいいんだよ」って言葉を一辺倒に信じてしまって、何事からも逃げてしまうのはアウトです。
しかし、戦略的撤退であれば話は別です。戦略的撤退は、今後の自分の生活を良くするために必要な行動です。

 
 

…と、言うわけで私も会社やめようっと(笑)