ITへのアレルギーはどこからくるのか?

ITへのアレルギーはどこからくるのか?

最近気になったというか、半分愚痴になってしまうのですが、私の会社で業務用コミュニケーションツールで何かいいのがないか。あったら採用したいとの話がありました。
某県の田舎にある会社なので、今までの業務用コミュニケーションツールと言えば電話・メール・FAXだったわけです。
現代の情報共有の早さについていけずに、なんとかしなきゃ。と上の人間の間でなったみたいです。

そこで私が「Chatwork」や「Slack」を使ってみてはどうか、と意見してみました。
メールよりも効率的だし、業務向きだし、ファイル共有も楽だし、無料で使うこともできます、と。

しかし!
意見するやいなや
「そういった難しいツールは使えない。もっと簡単で効率の良いツールが欲しいのだよ。」
とにべもなく返されてしまいました。

 

私は愕然としてしまいましたね(笑)
今時「Chatwork」や「Slack」なんてやろうと思えば、小・中学生でも使えます。

私の会社の上の人達は、おそらく今時の小・中学生よりもパソコン・スマートフォンに疎いでしょう。
また、使えないならまずチュートリアルをやってみようとか、試験的に導入してみようとか。そういった気持も微塵にないらしく…。
自分たちの不満を一気に解決してくれる便利ツールが欲しい。でも、導入コストも学習コストもないヤツね!って感じです。超他力本願ですね(笑)
ITに対してかなり強力なアレルギーをお持ちのようでした…

なんというか、びっくりを通り越して呆れてしまいました。
(大丈夫かなぁ…私の会社…)

ITへのアレルギーはどこからくるのか?

さて、愚痴は置いておいて
今回のテーマは「ITへのアレルギーはどこからくるのか?」です。特に中年の。

私なりの考察ではありますが、このITへの異常なアレルギー反応は、人は自分の理解できないモノ・使いこなせないモノを忌避する性質があるからなのだと思います。


誰だって最初からITツールを使いこなせるわけでないわけです。
はじめは試しに使ってみたり、チュートリアルをやってみたりして、ツールを使っていき、徐々に慣れてくると、使いこなせるようになります。

また、昨今のツールはだいたいチュートリアル機能がついていたり、リファレンスがあったり、UIが洗練されていたり…と。
昔に比べてITツールの学習コストは減ってきていると思います。(あくまで個人の感想ですが。)

しかしながら、ITツールに触れてこなかった世代・ITツールを苦手としている人達にとっては、そもそもITツール = 難しいモノ = 自分には使えないモノといった図式が成り立ってしまっているのです。

したがって、触れるという段階まで行くこともなく、自分じゃ無理だ…となる。
この構図は学習性無気力に近いものがありますね。

ITが使えないと時代の波に飲まれます

ITツールが使えなくなたって、生きてはいけますし、商売もできます。
ただこれからの時代は、ITツールを使いこなせることが半ば一般常識になっていくことでしょう。
どうあがこうと、これからの時代のさらなるIT化は止めることはできません。
ITツールを使いこなせない人間は、仕事がなくなり淘汰されていきます。

企業としても電話やメールができない人は欲しくありません。
まぁ、本当に電話やメールが使いこなせないって人はまず世の中にはいないでしょう。(少なくとも日本には)
仮にいたとしても、やり方さえ覚えれば、電話やメールぐらいはすぐに使えるようになるはずです。
しかし、この「電話やメール」が新しいツールに置き換わった、としたらどうでしょうか。

我が社は「LINE」や「Chatwork」を使えない人はいりません、とか。
若い世代はとくに問題ないかもしれませんが、ITツールを忌避して生きていたおじさん達は困るでしょうね。

まとめ

このITツールの話ですが、何もITツールに限った話ではありませんね。
社会・経済が発展すれば、それだけ企業が求める人材のスキル水準も上昇します。
「私はできないから」「私は苦手だから」といって新しいコトを学習せずにいると、本当に何もできなくなってしまいます。
分からないコトはほんの少しずつ、ゆっくりでも良いので、触れていくことが大切ですね。