Webデザイナーが教えるブラック企業のホームページの特徴

Webデザイナーが教えるヤバイ会社のHPの特徴

ブラック企業のホームページには特徴がある…と思う

現代ではホームページは会社の顔

ホームページは今や企業にとっては必須のツールとなりました。
新規顧客との接点にもなりますし、求職者にも企業の魅力を伝えることができます。
そのため、現代では「ホームページは企業の顔」とまで言われています。

ただ…「ホームページは企業の顔」とはよくぞ言ったもので、企業のホームページをよーく見てみるとホワイト企業かブラック企業か、ある程度判断することが出来ます。

今回は私のWebデザイナーとしての経験から、ブラック企業のホームページによく見られる特徴を紹介していこうと思います。
就活生の皆さん!必見ですよ!

(※あくまで私の経験上の話です。全ての企業がこの限りではありません。)

ブラック企業のホームページに見られる特徴

Webデザイナーとしての経験上、下記の特徴が複数当てはまるホームページの企業は、ブラック企業である可能性が高いです。

  • httpsになっていない
  • ほとんど更新されていない
  • 精神論や抽象論が多すぎ
  • 文字量多すぎ or 少なすぎ 誤字・脱字多すぎ
  • 自社ブログが社内イベントばかり
  • いきなり音がなる等のビックリポイントがある
  • プライバシーポリシーの表記がない
  • 変なエラーを吐いている

…意外と多いですね(汗)。
何点かピックアップして説明しますね。

httpsになっていない

はい。
いきなりですが、httpsでない場合はブラック企業である可能性大です。
これマジで。

httpsか否かはブラウザのアドレスバーで確認できます。
お使いのブラウザのアドレスバーを見てみてください。このブログはSSLを導入しているので「保護された通信 https://〜」や緑の鍵マークが表示されていると思います。

https通信のアドレスバー

https通信のアドレスバー

httpsについて少々説明しますと…

通常はホームページを公開するとhttp://〜とURLが生成され、アクセスできるようになります。
しかし、http://〜の通信は暗号化されていないので、通信の中に個人情報等を載せてしまうと盗まれてしまう可能性があります。
これを防ぐためにSSL証明書というモノを購入し、http通信から暗号化されたhttps通信に変えるのです。

もっと詳しく知りたい方は▼コチラをご覧ください。
> httpsとは? – CSPSSL 基礎から学ぶSSL入門ガイド

 

SSL証明書は年間で3〜10万の費用が発生します。
決して安い金額とは言えませんが、https化はユーザーへ安心感を与えたり、SEOにも効果があったりと…様々な恩恵があります。
しかしながら、ブラック企業は人よりお金が大好きなので「そんな訳分からんモノにびた一文を払いたくない!」とSSL証明書の購入を渋る傾向があります。

…というか、年間数万円の費用を出し渋る時点で…おっと、誰か来たようだ…。

精神論や抽象論が多すぎ。文字量多すぎ or 少なすぎ 誤字・脱字多すぎ。

言わずもがな、ですね。

例えデザインが立派でも、ブラック企業のホームページの文章は穴だらけです
ハチャメチャな精神論が書かれていたり、誤字・脱字が多すぎたり。
冗長的な文章がひたすら書かれていたり、逆に二言三言しか書かれていなかったり…。
本当に酷いです。読み手の事が全く考えられていないので、読んでいると頭がクラクラします。

自社ブログが社内イベントばかり

この特徴があるからと言って必ずしもブラックというわけではありませんが、こういったホームページの企業のほとんどは体育会系の気質があります。もしくは、昭和的男性社会の気質。

結局のところ、社内イベント以外にアピールできるポイントが無いわけです。

体育会系・昭和的男性社会の雰囲気でも大丈夫!という方は気にならないと思いますが、特に女性は注意した方が良いでしょう。

プライバシーポリシーの表記がない

はい。
httpsの次に注目するべきポイントはコレでしょう。
ホームページ上で、顧客からのお問い合わせを受け取る場合はプライバシーポリシーの表記が必須です。
個人情報や企業情報を扱うことになるのですから、当然ですね。

…そのはずなのですが…

やはりブラック企業は法令遵守の精神がないようで、お問い合わせフォームを設置しているのに、プライバシーポリシーの表記がない場合が非常に多いです。
プライバシーポリシーの表記があったとしても、内容が穴だらけだったりします。

この他にも、ブラック企業には免責事項利用規約など、本来企業として明記すべき情報が丸ごとなかったり、穴だらけだったり…などの特徴が見られます。

変なエラーを吐いている

Webの技術が分かる方はぜひ試してほしいです。
ブラウザの開発者ツールで気になる企業のホームページを分析してみましょう。

何か変なエラーが発生していないでしょうか。
例えば、JavaScriptで要素を取得出来ていなかったり、画像やcssが見つからずにNot Foundエラーが吐かれていたり…など。
そういった比較的簡単に修正できるエラーを直していないという事は…そういうことです。

ましてや致命的なエラーを放置しているという事は…そういうことです。

こんなホームページは(だいたい)ホワイト企業

じゃあ、逆にホワイト企業のホームページに見られる特徴は何よって話ですよね。
あくまで私の肌感ですが、下記のような特徴があると思います。

  • https通信になっている
  • シンプルで見やすいサイトである
  • パソコンでもスマホでもホームページがしっかりと見れる
  • プライバシーポリシー・免責事項・利用規約等の情報が記載されている
  • サイトマップページが作り込まれている

ホワイト企業のホームページの特徴を挙げてはみたのですが、ぶっちゃけ特別なところは一つもありません。

しっかりと見やすく分かりやすいサイトであり、企業として必要な情報(プライバシーポリシー等)が明記されている事。
そうです。普通に見やすいサイトになっている事。それがホワイト企業のホームページの特徴です。

強いて目立つ特徴を挙げるとすれば「サイトマップページが作り込まれている」ことでしょうか。xmlのサイトマップでなく、ホームページ内のリンクを網羅したHTMLサイトマップページのことです。
▼こんなページのことですね。
> Apple-サイトマップ

Webデザインでは工数的にも金額的にも、なにかとサイトマップページって削られやすいです。しかし、実はサイトマップページってかなり重要な役割を担っています。
ユーザーはサイトマップページに行けば、ホームページ内のほとんどのページに飛ぶことが出来ます。また、サイトマップページの設置はSEO的にも効果があり、ひいてはユーザーを導く助けになります。

ホワイト企業か否かを見分けるには「サイトマップページが作り込まれているか」を判断基準にしてみると良いかもしれません。

まとめ

この記事のまとめ
・ブラック企業のホームページの特徴
 ・httpsになっていない
 ・ほとんど更新されていない
 ・精神論や抽象論が多すぎ
 ・文字量多すぎ or 少なすぎ 誤字・脱字多すぎ
 ・自社ブログが社内イベントばかり
 ・いきなり音がなる等のビックリポイントがある
 ・プライバシーポリシーの表記がない
 ・変なエラーを吐いている

…と、まぁ、ここまで散々に言ってきましたが、あくまで私の肌感ですし、本当にブラックかどうかは入ってみないと分からないです。←
ただ個人的には「httpsではない×プライバシーポリシーがない×サイトマップページがない」は十中八九ブラックだと思います。

ちなみにですが、企業SNSの運用状況はホワイトかブラックかの判断基準にはあまりならないと思います。
運用目的もそれぞれ違うでしょうし。
ただアカウントはあるのに、1年以上も更新していない場合は、ちょっとどうかと思いますが。

 

では、また!