【摩訶不思議】明日誰かに話したくなる心理現象7選

【摩訶不思議】明日誰かに話したくなる心理学現象

不思議な心理学の現象をまとめました

人の心は摩訶不思議

人の心は摩訶不思議です。
おそらく全ての物理・化学現象を解明したとしても、人の心まで解明することは不可能でしょう。

それほどまでに人の心とは計り知れないものです。まさに小宇宙(と書いてコスモ)

とても不思議な人の心ですが、それでも人類は科学の力で多くの心理現象を観測してきました。
今回は、解明された多くの心理現象の中から、特におもしろい現象を7つまとめてみました。
題して「明日誰かに話したくなる心理現象7選」。

もしかしたら、あなたが日頃、不思議に感じているコトも特定できるかもしれません。
ぜひご覧ください!

明日誰かに話したくなる心理現象特集

さて、ラインアップはこちらです。

  1. 認知バイアス
  2. バーナム効果
  3. ジャムの法則
  4. カクテルパーティー効果
  5. シミュラクラ現象
  6. ダニング=クルーガー効果
  7. フェレンゲルシュターデン現象(※ネタ)

認知バイアス

認知バイアス

こんなはずじゃなかったのに…「認知バイアス」による認識のズレ

思い出補正とのつき合い方の記事でもチラッと紹介しましたね。

認知バイアスとはかなり難しい現象なのですが、ザッッックリまとめてみると
基本的に、人間は得た情報に対して自分にとって都合の良いように or 自分の精神状態にダメージが入らないように補正をかけます。どんなに小さな情報であってもです。
例えば、リスクを過小評価したり、報酬を過度に多く見積もったり、それこそ「昔は良かった」のような思い出補正など…

こうした情報に対する補正を「認知バイアス」と言います。
かなりざっくりとした説明なので、詳細はWikipedia先生の認知バイアス記事を読むことをオススメします。

一口に認知バイアスと言っても、様々なタイプのバイアスが存在します。
後知恵バイアス(過去の出来事の全てが予測可能であったとする考え。)や正常性バイアス(自分にとって都合の悪い情報は無視し、都合の良い情報だけ重視する考え。まさか自分が犯罪に巻き込まれるわけない…のような。)など


認知バイアスという現象を知っておくだけでも、私達の生活に大きなメリットが生まれます。

仕事や人生において、重大な決断をする際は、先入観や固定観念などに依存しないようにするために、自分の決断がどのような認知バイアスに経ているか、冷静に分析してみると良いでしょう。

バーナム効果

占いはバーナム効果によるもの!?

占いはバーナム効果によるもの!?

バーナム効果とは、誰にでも合致するような曖昧な性格の記述を、さも自分の性格に当てはまっているかのように錯覚してしまう現象のことです。

星座占いや血液型診断など…世の中の多くの診断にバーナム効果が当てはまります。

バーナム効果とフォアの実験

1948年、アメリカの心理学者バートラム・フォアラーは、性格診断と称し、学生に下記の文章を見せて、どれくらい自分の性格に合致しているかを診断する実験を行いました。

どれくらい合致するかは0〜5の段階で評価しました。その結果、性格の合致度は平均して4.26。つまり、どの学生も下記の文章に書かれていることは「まさに自分のことだ!」と考えたのです。

  1. あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。
  2. また、あなたは弱みを持っているときでも、それを普段は克服することができます。
  3. あなたは使われず生かしきれていない才能をかなり持っています。
  4. 外見的には規律正しく自制的ですが、内心ではくよくよしたり不安になる傾向があります。
  5. 正しい判断や正しい行動をしたのかどうか真剣な疑問を持つときがあります。
  6. あなたはある程度の変化や多様性を好み、制約や限界に直面したときには不満を抱きます。
  7. そのうえ、あなたは独自の考えを持っていることを誇りに思い、十分な根拠もない他人の意見を聞き入れることはありません。
  8. しかし、あなたは他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも賢明でないことにも気付いています。
  9. あなたは外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。
  10. あなたの願望にはやや非現実的な傾向のものもあります。

…よくよく文章を見てみると、誰にでも当てはまるような特徴ばかりですね。


この記事でバーナム効果を知ったあなたはラッキーです。

これであなたは、もう怪しい性格診断や保険・物販のセールスに引っかからなくて済むのですから。

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上記の文章「あなた」は結局、誰にでも当てはまるのです。
誰だって“運動せずに、楽して痩せたい”ですし、“仕事でストレスなく過ごしたい”ですから。

ジャムの法則

選択肢が多すぎると人は選べない傾向がある「ジャムの法則」

人は選択肢が多すぎると、選択できなくなる傾向がある「ジャムの法則」

ジャムの法則は心理学の用語ではありません。マーケティングの用語です。
ですが、とても面白い法則なので紹介してみます。

ジャムの法則とは、人は選択肢が多すぎると、逆に何も選べなくなってしまうというものです。

選択の科学という書籍で有名なアメリカの教授シーナ・アイエンガー氏が見つけた法則です。
同氏はこの法則を下記の実験から導き出しました。

ジャムの法則ーあるスーパーでの実験

あるスーパーにて、ジャムの販売実験を行いました。
その目的は、人は選択肢が多いほど、モノを選びやすくなり商品を買いやすくなるのか、はたまた、選択肢を絞った状態の方が、モノを選びやすくなり商品を買いやすくなるのか…
どちらなのか判断するためのものでした。

実験の内容は、とてもシンプルで、ジャムの試食コーナーにて「24種類のジャム」と「6種類のジャム」を置いて、どちらが売れるか観測するというモノ。

さて、その結果は…
24種類を用意した時、試食に来た3%の人がジャムを購入。
6種類を用意した時、試食に来た30%の人がジャムを購入。
つまり、6種類のジャムを用意した時の方が、24種類を用意した時よりも、10倍売れたのです。


一般的に、選択肢が少ないことよりも、選択肢が多いことの方が良いです。
選ぼうと思えば、様々な情報を吟味して、これだ!と決めることができますからね。選択権が自分にあるように感じ、満足感を覚えます。

しかし、こと人間心理とマーケティングには通用しない場合もあるようで…
人間は、一定以上の選択肢が用意された状況では、途端に選ぶのを避ける傾向があるとのこと。

何か商品を売る際はジャムの法則の事を思い出して、ラインアップをもう一度考えた方が良いかもしれませんね。

カクテルパーティー効果

関心のある事は認識しやすい「カクテルパーティ効果」

関心のある事は認識しやすい「カクテルパーティ効果」

カクテルパーティー効果はよく心理学の本に載っていますね。有名な現象です。

カクテルパーティー効果とは、雑音でうるさい環境であっても、自分に関する事柄を判別できることを指します。

このカクテルパーティー効果からマーケティング、あるいは恋愛などの駆け引きで、もっと自分を覚えてもらうためには、相手の名前、または相手に深く関係することを会話の中に盛り込むと良いという事が判明しました。

「あなたが好きです!」よりも「◯◯が好きです!」とか…
「あなたにオススメの商品です!」よりも「××にオススメの商品です!」とか…

カクテルパーティー効果をよりうまく活用すれば、親密になりたい人と、より距離を縮められることでしょう。

シミュラクラ現象

逆三角形の点3つで人の顔に見える「シミュラクラ現象」

逆三角形の点3つが人の顔に見える「シミュラクラ現象」

シミュラクラ現象は大変ユニークな現象です。

シミュラクラ現象とは、人は逆三角形に配置された3点を見ると、人の顔だと認識してしまう現象のことです。

え?…それだけ?…と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、この現象は、遠い昔の人類が生き残るために欠かせない能力だったのです。

昔の人類の日常は危険がいっぱいでした。現代のように安全が確立された法社会はありません。
凶暴な肉食獣や対立する部族など…いつも脅威はそばにありました。
そうした環境を生き抜くために、人類は遠目であってでも、一目で外敵だ!と判断できる能力が必要だったのです。

シミュラクラ現象はその名残だそうです。


いわゆる心霊写真などは、1/3が現像のミス・光の偶然性、1/3がイタズラ・インチキ、1/3がシミュラクラ現象によるものです。
そう考えると心霊現象なんて、大したことないですね。

とはいえ、あなたが夜道を歩いていて、人の顔がぼぉっと見えたら、少し遠回りして帰宅した方が良いでしょう。
十中八九見間違いでしょうし、必要以上に怖がることはありませんが、シミュラクラ現象のおかけで人類は生き残れたというのもまた事実…

シミュラクラ現象が、本来は危機察知能力であるということを、覚えておいた方が身のためです。

ダニング=クルーガー効果

ダニング=クルーガー効果

人は「自分はもっとでできる!」と思いがち…

これから話すダニング=クルーガー効果は、最も身近であり、そして最も耳が痛くなる心理学の現象です。

ダニング=クルーガー効果とは能力の低い人間が、自分の能力、行動、それから生じる結果を、実際のそれより高く評価してしまう現象のことです。
つまりは「井の中の蛙大海を知らず
いやぁ〜、書いていて耳が痛い

ダニング=クルーガー効果が発生する状況は様々ですが、客観的に自分の能力を判断できない状況に置かれた時、最も多く発生します。そりゃそうですが…。
例として、ビギナーズラックで大勝ちした初心者や、周りに師匠・ライバルがいない中級者など…

スキルアップを狙う時は、自分の能力の不足点を把握できなかったり、他者と比較できない場合は要注意ですね。

このダニング=クルーガー効果に陥らないようにするには、能力の評価軸を明確にすること目的を手段をしっかりと把握することです。
理想的なのは、師匠に指示を仰ぎ、先人の知識を学んだり…ライバルと共に研鑽し合ったり…と自主練だけでなく、積極的に他者と交わることです。

身近でありながら、とても恐ろしい現象ですね。

フェレンゲルシュターデン現象(※ネタ)

フェレンゲルシュターデン現象

猫がある一点を見つめる…そこにあるのは…!?

はじめに言っておきます。
フェレンゲルシュターデン現象とは重要な心理学用語…ではありません。
某掲示板から生まれた単なるネタ現象です。

フェレンゲルシュターデン現象とは、猫が見つめている場所は、他の場所よりも平均温度が低い。そして、局所的に温度が低くなる場所には幽霊が出現(!)するため、猫は幽霊を見つめているのだ…というモノです。

改めて言いますが、嘘です。(ヨ(* ´∀`)E)
ただ名前があまりにもカッコよく、それっぽいために、妙に人気が出て広まってしまいました…。

> フェレンゲルシュターデン現象とは?

まとめ

いかがだったでしょうか。
心理学の現象の中でも、特に不思議な現象、そして明日誰かに話したくなる現象をまとめてみました。
明日の話のタネになっていただければ、幸いです。