Webデザイナーと考える今後のWebメディア

Webデザイナーと考える今後のWebメディア

Webメディアって?

昔はメディアといえば「テレビ・新聞・ラジオ」でした。
しかし、現代ではインターネットの急速な発展によって、その牙城が崩されつつあります。
とくに急速な勢いで頭角を現しているのが、インターネットを基盤にしたメディア「Webメディア」です。

従来のメディアにはなかった驚異的な情報の伝達速度・双方向性コミュニケーションを武器に急成長を遂げています。
代表的なネットメディアとして

などが挙げられると思います。

今回のテーマは「Webデザイナーと考える今後のWebメディア」です。
乱立するWebメディアを既存のメディアと対比しつつ、どのように付き合っていけばよいか、どのように読むと良いか、考えてみたいと思います。

各メディアの比較表

さっそくですが、現代のマスメディアの比較表を作ってみました。
下記の表を見てみましょう。

Webメディア テレビ 新聞 ラジオ
コミュニケーション 双方向 一方通行 一方通行 一方通行
情報の伝達速度
情報の拡散性
今後の展望 まだまだ伸びる ゆるやかに後退中 落ち込み気味 落ち込み気味

Webメディア

あくまで個人的な見解ですが、Webメディアはまだまだこれから伸びていくと思います。

現代の若い人たちは、もうテレビよりもWebに触れる時間の方が多いです。
そういった若者達がやがて親世代になっていくと考えると、テレビ離れはますます加速し、Webメディアはますます伸びていくでしょう。

また、Webは双方向コミュニケーションが可能なので、情報の伝達速度・拡散性も他のメディアとは段違いです。
既存のWebメディアだけでなく、新たなWebメディアも今後誕生してくることでしょう。

注意点として、しっかりとしたWebメディアがある一方、やはり現状のインターネットの情報には虚偽も含まれています。
正直、情報の正確性は他のメディアと比べて劣りますね。

テレビ

テレビはインターネットの力に押され、緩やかに後退している印象です。
テレビは見る場所を拘束されますし、インターネットよりも情報の伝達速度が遅いですからね。
ただ、今までマスメディアとして強力な地盤を維持してきていたので、まだまだ挽回できるチャンスはあると思います。
未だに高齢の方には幅広くリーチできていますしね。

新聞・ラジオ

新聞・ラジオははっきり言って現代では斜陽産業となってしまいました。
市場規模も縮小しつつあり、中でも新聞の広告費は2001年と2017年を比べると1兆円(2001年)から5000億円(2017年)と半減しています。
これからは緩やかに後退していくことはあっても、事態が好転することはないでしょう。

各メディアの情報の確度は五十歩百歩

メディアに触れ、情報を仕入れる時に最も重要になるのが「情報の確度」
つまり、情報の確からしさです。
本当か嘘か分からない情報は信用出来ないですよね。そんな情報を流すメディアも同様にです。

さて、各メディアの情報の確度についてですが、正直どのメディアも五十歩百歩です。
ネットメディアも、テレビも、新聞も、ラジオも、情報の確度は遜色ありません。似たようなものです。

絶対的に正しいメディアなど存在しません。
メディアは巨大な権力組織に見えますが、実態はただの人間の集まりです。
人間なのでミスもしますし、誤った情報を流すことだってあります。(意図的に誤った情報を流すこともありますが。)

したがって、1つのメディアを信用しきってしまうのは大変危険です。
1つの情報を様々なメディアから見て、多角的に分析し、判断できる力「情報リテラシー」が現代人には必須ですね。


情報の確度は五十歩百歩と言ったものの、一般的にネットメディアの信用性は決して高いものではありません。
もちろん会社がしっかりと入念に取材を重ねて出稿している信用に足るメディアもあります。
ただネットメディアは双方向コミュニケーションなので、誰でも情報を投稿できます。
情報が誤りだったとしても、気づかずにそのまま投稿してしまうことだってあります。
ネットの情報は玉石混淆です。

このご時世、Googleでなんでも検索できる時代なので、ネットの情報で「ちょっと怪しいな」と感じたら、
裏付けを取るためにGoogle先生にさっさと聞いてみるのが良いでしょう。
(もちろんGoogle検索結果を一辺倒に信じ込んでしまうのもいけませんが。)

Webメディアのこれから

Webメディアは産声をあげたばかりで、まだまだこれから成長していく段階です。
今後、技術や通信速度が向上していけば、より優れたWebメディアが誕生することでしょう。

しかし、逆も然りです。
技術や通信速度が向上すれば、当然情報量も増え、誤った情報も交じることがあります。

なので、結局最後はこの結論に至ってしまうんですよね。
情報は鵜呑みにせずに自分で確かめること。

Webメディアは今後間違いなく大きなマスメディアになっていくと思いますが、
やはり大切なのは一人ひとりが、情報を過信せずに、常に多角的な視点から見つめる力「情報リテラシー」を身につけることですね。