センスの正体と身につけ方

センスの正体と身につけ方

「私はセンスがないから…。」と言って、デザインから距離を置く人達がいます。

彼らは「センス」を何かしらの神がかったもので、先天的な才能の類だと感じているようです。たしかに「センス」の中には、そういった才能的な物もあります。

しかし、実は「センス」の中には後天的に身につけられるモノも存在します。

本記事では「センス」とはなにか。どのようにすれば身につけられるのか。
私なりの考えをご紹介します。

センスの正体は”経験値”

まずは正体の結論から。
センスとは経験値です。
良質な経験の累積が「センス」の正体です。

どんな分野であれ、これは変わりません。
センスがある人とない人の差は、単純にどれだけ良い物に触れ、良い体験をしたかに依拠します。

要するに、センスの良い人とは人よりも「良い物に触れた人・経験を持っている人」のことです。
こういった人は何が良くて、何が悪いのか。その理由も含めて瞬時に判断できます。

もちろん先天的なセンスで活躍している人もいますが、そんな人達はごく一部です。
世界中の有名クリエーター達も日々、良質な情報・体験を探して、必死にインプットしています。そうして自分のセンスを常に磨いているのです。

センスの身につけ方

さて、センスの正体は分かりました。
センスとは経験値であると。

であれば、自ずとセンスの身につけ方も分かります。
先程、チラッと書きましたが、センスを身につけるには、人よりも多くの経験をすればよいのです。
美術館でも良いですし、博物館でも良いですし、イベントでも良いでしょう。
実際に足を運んで様々なことを体験してみましょう。その経験値が積もりに積もってセンスに変わっていきます。

じゃあ早速、センスを身につけるために行動しなきゃ!といきたいところですが、1つ気をつけて頂きたいことがあります。

それは良い経験だけでなく、悪い経験もした方が良い、ということです。
マストではないですがベターです。


いきなり話が変わりますが、「刃牙」というオカルト人気格闘漫画をみなさんはご存知でしょうか。
ちょっとストーリーを説明しますと、主人公の少年「範馬刃牙」が地上最強の生物であり、自身の父親でもある「範馬勇次郎」を倒すために、日夜トレーニングに励み、ライバルたちをしのぎを削り、成長していく。
そんな感じの格闘マンガです。

気になる方はこちらをチェック。あ。ちなみに最近アニメ化するらしいです。
範馬刃牙 コミック 全37巻 バキ 公式アニメサイト

その「刃牙」の主人公の父にしてラスボス「範馬勇次郎」が意外といいことを言っています。下記にセリフを抜粋しました。

毒も喰らう。栄養も喰らう。
両方を共に美味いと感じ、
血肉に変える度量こそが食には肝要だ。

このセリフは息子である刃牙に対して、食についての心得を説いた時のセリフですが、そのままセンスの身につけ方にも当てはまります。

センスを身につけるには、良い経験をするだけでは足りません。

良い物と悪い物の両方を知っていなければ、何が良いのか、何が悪いのか、判断ができないためです。
先程、良い経験だけでなく、悪い経験もした方が良いと書いたのはそのためです。


ある芸術の分野でプロになりたい。センスを身につけたい。のであれば、兎にも角にも、多くの体験をすることです。

良い物も悪い物も、実際に聞いて、見て、触って。
良い経験も悪い経験もたくさんたくさんして。
そして、その全てを自分の糧とします。

膨大な量は質に転じます。

どの分野のプロもこのような過程を踏んでいるのです。

まとめ:何事も経験。

この記事のまとめ
・センスの正体は経験値。ゆえに後天的に学習可能。
・良いモノにも悪いモノにもたくさん触れて、経験を積めばセンスは作れる。

「物は試し。」「何事も経験。」とは、よく言ったものですね。

とにかく行動して、インプットしまくって、経験値を貯める。
絵を書いてみたり。冒険してみたり。様々な本を読んでみたり。

そうして得られた知識・経験が「センス」という形で発現し、自信の創作の場・仕事の場で発揮されるのです。

あくまで持論ですが、これが私の考えるセンスの「正体」と「センスの身につけ方」でした。