自分のデザインを客観的に見る方法

自分のデザインを客観的に見る方法

自分のデザインの客観視は難しい

デザイナーがデザインを作るまで

デザインを作るのってかなり大変です。

いろんなマーケティング調査をして、あーでもないこーでもない言ってプロトタイプを作り、フィードバックをもらって…そこからまた作ったり直したりとスクラップ・アンド・ビルドの繰り返し。
何時間もかけ、試行錯誤を繰り返して、デザイナーは1つのデザインを形作ります。

作り終えた時は、それはもう舞い上がりますね。歓喜の舞です。
出来上がったデザインは自分の誇りのように思えますし、かわいくて仕方がなく、自分の子供のように扱ってしまうものです。

クリエイティブな仕事に就いていらっしゃる方は、この感覚をご存知だと思います。

デザインを作った後の世界

しかしです!

ただデザインを作るだけでは終わらないのが、デザイン業界。
本当にそのデザインが役に立つのか、しっかりと売れるのか、デザイナーの自己満足になっていないか。
よくよく考えなければなりません。

デザインを作った後には、自分のデザインの客観視をする工程があるのです。
これがとても難しい。

イラストでもグラフィックでもプロダクトでもコピーライトでも…自分の作った作品を客観視して分析するということは、困難を極めます。
この自分のデザインの客観視は、デザイナーとしてワンランク上へいくための登竜門と言っても良いでしょう。

そこで今回は、私が実践している自分のデザインを客観的に見る方法をご紹介します。

自分のデザインを客観的に見る方法

下記が私が実践している自分のデザインを客観的に見る方法です。

  • 時間が経ってから観察する
  • デザインの目的・用途を再定義する
  • 他人に見てもらう・使ってもらう
  • 先輩デザイナーにレビューしてもらう

時間が経ってから観察する

デザインを作り終えた時は、達成感やデザインへの熱が冷めておらず、細部へ目が行き渡らない状態です。
せめて1日置いてから、作ったデザインを再度見直してみましょう。

時間を置くことによって、熱が冷め、冷静な目でデザインを観察できるようになるので、稚拙な部分や改良が必要な部分がより目に入るようになります。

デザインの目的・用途を再定義する

デザインを作っていると、作っていることに夢中になってしまい、当初の目的を忘れてしまうことが多々あります。
こうなると、利便性よりも見た目の美しさに囚われてしまい、ユーザーの役に立たないデザインが出来上がってしまいます。

デザインを作っている時に、作りたいという熱を一旦冷まして、要所々々で「デザインの目的・用途」を再確認すると良いでしょう。
冷静な目で現状を分析できますよ。

他人に見てもらう・使ってもらう

自分のデザインを客観視するのに最良の方法は、実際のデザインの対象ユーザーに見てもらったり、使ってもらってフィードバックを得ることです。

ユーザーにとっての本当の利益は何か、どんなことに不満を持っているか、どんな動作をしたか、よーーーく観察してみましょう。
ユーザーの生の声は多くのヒントを与えてくれます。

 

…かと言って、ユーザーの言葉をすべて信用して、デザインに反映するのも考えものです。
様々な要求を取り入れたデザインほど、得てして使えないデザインになりがちですから。

例えば、下記のジャイアントナイフ。あまりに多機能すぎて、逆に使いづらくなっています。ネタ製品だと思いますが…

ジャイアントナイフ

多機能すぎて逆に使いづらいジャイアントナイフ

ユーザーの言葉を咀嚼する力もデザイナーには必要でしょう。

先輩デザイナーにレビューしてもらう

手っ取り早いのは、やはりスキルを持っている先輩に見てもらうことですね。
一般人であるユーザーと違って、デザインの知識があるので、問題点や改良点を比較的早く発見してくれます。
デザインで迷った時は、一人で延々と悩まずに、さっさと先輩に頼った方が良いでしょう。

まとめ

この記事のまとめ
・デザインの客観視は難しいが、しっかりと客観視できればデザイナーとしてワンランクアップする
・私が実践している方法はこちら
 ・時間が経ってから観察する
 ・デザインの目的・用途を再定義する
 ・他人に見てもらう・使ってもらう
 ・先輩デザイナーにレビューしてもらう
これらの方法は、デザインの分野に限らず、自分を客観視する時に役立ちます。
覚えておいて損はないはずですよ!